- 「一人暮らしが寂しい。ペットを飼いたい。」
- 「大学生がペットを飼うならおすすめは?」
- 「費用はどのくらいかかる?」
- 「ペットを飼うメリットとデメリットは?」
こんな悩みを解決していきます。
本記事の内容
- あなたの物件はペットOK?
- 一人暮らしの学生におすすめのペット
- ペットにかかる初期費用
- ペットを飼うメリット・デメリット
- ペットを飼ううえでの注意点

今回は一人暮らしの大学生がペットを飼うにあたって、おすすめのペットやペットを飼う上での注意点などをお話しします。
この記事を読めば、自分の家はペット可の物件かどうかの見分け方やどんなのペットを買えば良いのか、ペットに使う費用などを網羅的に知ることができます。
それでは早速一人暮らしの大学生のペット事情についてみていきましょう。
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目次
一人暮らしの大学生はペットを飼えるのか
一人暮らしの大学生がペットを飼えるのかという判断基準は次のポイントが重要です。
- 自分の物件がペット可の物件か。
- ペットの世話をする時間があるか。
- ペットを世話できる経済的な余裕があるか。
自分の物件がペット可の物件か
ペットを飼いたいと思っても自分の物件がペット可の物件でなければ飼うことはできません。
物件を契約した際に契約書のようなものを貰っていると思うので、契約内容の確認をしてみましょう。
\下記にて解説しています/
ペットを世話する時間があるか。
大学生は普段の学業やサークル活動、友達との遊びなどで忙しくなりがちです。
バイトなどもしていればさらに家にいる時間が短くなりますよね。
そんな中、自分がペットの世話を毎日欠かさずできるのかというのも考慮しなければなりません。

ペットを飼いたいけど迷っているという方は、「自分がきちんと世話をできるのか」というのも判断基準にしましょう。
ペットを世話できる経済的な余裕があるのか。
ペットを飼う上で考慮しなければならないのはトイレや餌にかかる費用です。
大学生は普段、遊びや飲み会、学校の教材費などでたくさんお金を使います。
そんな中で自分がペットを世話できる経済力があるのかも考慮に入れなければなりません。
特に餌代は思った以上に費用がかかるので注意が必要です。(ペットの種類にもよりますが)
ペット不可の物件でペットを飼うとどうなるのか
大学生の一人暮らしの物件はペット不可の物件が多い印象です。(家賃がそんなに高くないとこだとなおさら)
そんなペット不可の物件で家主や管理会社に内緒でペットを飼ってバレるとどうなるのでしょうか。
そもそもペット不可の物件(賃貸)がペットを禁止しているのは、トラブルを防ぐためや敷金の値段を上げないためです。
もし、鳴き声で隣の部屋に迷惑をかけたり、賃貸の壁を傷つけたりした場合は最悪次のような状況に陥る可能性があります。
- ペットを手放すことになる
- 強制退去の通知が届く
- 罰金の支払いを請求される
ペット不可の物件でペットを飼うならそれなりの覚悟が必要です。
ペット不可の物件でペットを飼うには
ペット不可の物件でペットを飼う方法として家主や管理会社に内緒で飼う方法もありますがあまりおすすめしません。
先ほどご紹介したとおり、バレた時のリスクの方が大きいです。では一体どうすれば良いのか。
答えは家主や管理会社を説得する方法です。
もちろんペット不可の物件は基本的にトラブルを嫌がるので、仮に説得を試みたとしても「絶対にダメ」と言われる事もあるでしょう。
しかし、家主や管理会社の方と仲良くなったり、熱心に説得した場合ペットを飼う許可をもらえる可能性があります。
いずれもトラブルを起こさないことが大前提なので、トラブルを起こさない自信がある方のみ説得を試みるようにしましょう。
一人暮らしに向いているペットの条件
大学生の一人暮らしにはどんなペットが向いているのでしょうか。
結論からいうと条件は以下の4つです。
- 鳴かない、吠えない。鳴き声が小さい。
- 世話するのに時間を取らない
- 成長してもそんなに大きくならない。
- 費用があまりかからない
鳴かない、吠えない、鳴き声が小さい
大学生が一人暮らしをするとき、住む物件はほとんどがアパートやマンションですね。
当然隣の部屋や下の部屋に人が住んでいるかもしれないので、鳴き声が大きかったり吠えたりする動物をペットとして飼うと迷惑をかけてしまう可能性があります。
隣人とのトラブルにも発展しかねないので鳴かない動物や鳴き声の小さい動物が向いているでしょう。
世話をするのに時間を取らない
先ほどもお話しした通り、大学生は勉強や遊びなどで忙しくなりがちです。
家を開ける時間も必然的に多くなり、ペットを見る時間も少なくなりますよね。
そんな中ペットを飼うとなると餌をやる時間やトイレの掃除をする時間をあまり取らなくて良い、手間のかからないペットの方が大学生に向いています。
成長してもあまり大きくならない
大型犬など、子供の時は小さくて可愛いけれど成長するにつれてどんどん大きくなるような動物はペットにおすすめしません。
大学生が一人暮らしをするとなると部屋はそこまで広くないはずです。
狭いスペースで人間とペットが生活するとなると、お互いストレスが溜まる原因になります。
また手入れや掃除にも時間がかかるようになるので、成長してもあまり大きくならないペットを選ぶようにしましょう。
費用があまりかからない
大きな動物ほど餌代などで費用が多くかかる傾向にあります。(食べる量が多いので)
大学生は遊びや飲み会などで手一杯だと思うのでそんなに大きくない動物で、餌代などがあまりかからないペットを選ぶようにしましょう。
一人暮らしの大学生にオススメのペット
上記で解説した条件から、一人暮らしの大学生にお勧めのペットは以下の5種類です。
ハムスター
大学生が一人暮らしで飼うペットで定番なのがハムスター。
犬や猫などの動物よりも飼いやすく、小さくて気軽に触ることもできることから非常に愛くるしい存在です。
短い手足を使って餌を食べる姿や回し車を走る姿、柔らかくてふさふさの毛で包まれた小さな体に癒されるという人も多いはず。
購入時の費用や維持費があまりかからず、飼育スペースをあまり取らないことや散歩が必要ないことも人気の理由です。
モルモット
体長は約20〜40cmとハムスターより一回り大きなサイズ感で、ペットとしてはとても飼いやすい動物です。
飼い主に慣れてくると鳴き声で甘えてきたり、名前を呼ぶと反応したりとコミュニケーションを取ることができます。
鳴き声が小さいことや部屋がそんなに広くなくても飼いやすいことから一人暮らしの女性や大学生に近年人気のペットです。
ハムスターと異なる点といえば、サイズ感と尻尾がモルモットには無い点とモルモットは昼行性でハムスターが夜行性という点ですかね。(顔ももちろん違う)
ハリネズミ
背中にトゲがたくさん生えていて、触るとチクチク痛いイメージですよね。
しかし近年、小柄でちょこまかと可愛らしく動く姿が女性を中心に大人気でペットとして飼う人が急増しています。
大きさはハムスターより一回り大きいくらいで飼いやすく、トゲも飼い主に慣れてくればあまり立てなくなるので怪我の心配も少ないです。
ハムスターやモルモットのように手に乗せて遊んであげるのもいいですね。
セキセイインコ
小さな鳥の中でも最もペットとして人気なのがセキセイインコです。
主に黄色と緑の鮮やかな色が有名ですが、色や模様のバリエーションは約5000種類に及ぶそう。
飼いやすく人懐っこい性格で、鳴き声も小さいことから一人暮らしの大学生にはとってもオススメペットです。
また、言葉を覚えさせればおしゃべりもしてくれるので一緒にいて楽しいこと間違いなしです。
熱帯魚
「触らず、眺めるだけのペットで充分‼︎」「見るだけで癒されたい」という方には熱帯魚もおすすめ。
水槽を使い水の中で飼えるので動物にアレルギーがあるが故に先ほど紹介した動物たちを飼えないという方にも人気のペットです。
家を数日開ける時も、他の動物のように気を使わなくていいし、餌も2〜3日あげなくても大丈夫なので安心。
部屋にいるだけでおしゃれな雰囲気も出せるのでインテリアにこだわる大学生にもおすすめしたいです。
ペットにかかる初期費用
先程の章では一人暮らしの大学生におすすめのペットを紹介しました。
では、それらのペットたちをおよそどれくらいの価格で購入することができるのでしょうか。
ペットショップ大手のコジマさんを参考にして作った表がコチラ。
ペット | 価格(/匹) |
ハムスター | 約1500円~4000円 |
モルモット | 約5000円~15000円 |
ハリネズミ | 約20000円~40000円 |
セキセイインコ | 約3000円~20000円 |
熱帯魚 | 100円以下~500円以上まで様々 |
※熱帯魚に関しては他サイトにてリサーチを行いました。
ハリネズミ以外の小動物達は数千円程度で購入することができます。
このほかケージ台や餌代、ケージ内に敷くマットなどそれぞれの動物に必要な物を買いそろえると、おおよおその初期費用は以下のようになります。
ペット | 初期費用 |
ハムスター | 約5000円~15000円 |
モルモット | 約15000円~25000円 |
ハリネズミ | 約25000円~50000円 |
セキセイインコ | 約10000円程度 |
熱帯魚 | 約5000円~10000円 |
※熱帯魚の水槽は30㎝ほどのものを想定しています。
一人暮らしの大学生がペットを買うメリット
ペットを飼うメリットは以下3点が挙げられます。
- 見て、触って癒やされる
- 家族が増えるので家で寂しくなくなる
- お世話をする必要があるので生活が規則的になる
勉強や他人との関係で疲れた時、いつも家で待っていてくれるペットは最高の癒しになります。
また、一人暮らしをしていて寂しいと感じた時も、部屋にペットがいるだけで孤独を忘れることでしょう。
さらに毎日の餌やりや掃除などをしなければならないため、必然的に生活習慣が規則的になります。

一人暮らしの大学生がペットを飼うデメリット
ペットを飼うデメリットとしては以下の4点が挙げられます。
- 初期費用や飼育する費用がかかる
- 長い時間留守にできない(旅行時など)
- 動物の匂いや家の汚れが気になる
- トイレや毛の掃除が大変
ほとんどのペットは初期費用が少なくとも10000円を超え、さらに毎月の餌代なども必要なのでお金はまあまあかかります。

また、家を長期間留守にするとなると、近くの友達に面倒を見てもらったり行き先に連れて行く必要があります。
そして、1番大変なのがペットのトイレ掃除や毛の掃除です。
清潔にしてあげないとペットの健康状態にも関わるので、こまめに掃除しなければなりません。

一人暮らしの大学生がペットを飼うときの注意点
一人暮らしの大学生がペットを飼うときの注意点は以下の3点です。
- 病気の時は動物病院に行く必要がある
- ペットには寿命があることを理解する
- 命を大切にする責任と覚悟を持つ
病気の時は動物病院に行く必要がある。
もし飼っているペットの元気がなかったり、病気かなと思ったら動物病院に連れて行く必要があります。
最寄りの動物病院は必ずチェックしておくようにしましょう。
費用に関してですが、診察だけならほとんどの動物病院で1000円前後で受けることができるはずです。(初診はもう少し高くなる可能性があります。)
しかし、入院や手術が必要な場合は数千円から数万円の出費を覚悟しておく必要があります。
ペットが病気になる可能性や病気になった時に病院費用をまかなえるかも考慮に入れて飼うようにしましょう。
ペットには寿命があることを理解する
当たり前ですがいずれはペットとお別れする瞬間がきます。
寿命以外にも病気で突然お別れの瞬間が来るかも知れません。
それを覚悟の上でペットを飼うようにしましょう。

命を大切にする責任と覚悟を持つ
一度ペットとして動物を飼い始めたのであれば、家族として命を大切にする責任と覚悟が必要であることを理解しなくてはなりません。
毎日の餌やりや周辺環境を整えるのはもちろんのこと、愛情を注いであげることが一番大切なことです。
軽い気持ちで飼って世話をろくにしないのなんてもってのほか。
ペットに悲しい思いをさせないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は一人暮らしの大学生におすすめのペットや、ペットを飼う上での注意点についてお話して参りました。
最後に、もう一度今回お話した内容で大事なポイントをピックアップしてまとめると以下のようになります。
おすすめのペット
- ハムスター
- モルモット
- ハリネズミ
- セキセイインコ
- 熱帯魚
ペットを飼う判断基準
- 自分の物件がペット可の物件か。
- ペットの世話をする時間があるか。
- ペットを世話できる経済的な余裕があるか。
ペットを飼う上での注意点
- 病気の時は動物病院に行く必要がある
- ペットには寿命があることを理解する
- 命を大切にする責任と覚悟を持つ
一人暮らしの大学生でペットを飼いたいと考えている方は是非参考にしてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。